カンジダとコンジローマ
かゆい。
兎に角、股間が痒いのだ。
下着による爛れや摩擦による痒さではない。
膣の中がムズムズしてデリケートゾーンがインフラメーションしているのだ。
下着の上から股間を擦り、どうにか痒みを解放させる。
摩擦により炎症が起こり、更に悪化する。
以前にもこのような現象が起きたことがあるので放っておいて良いかなと思っていたのですが。
仕事中も人の目を盗んで服の上からこする。
花びらが擦れて血が出るんじゃないかというくらいこする。
これはどうもおかしいなと思いながら帰宅し、排尿を済ませティッシュを見てみると、
今までの人生で一度もこのようなおりものに遭遇したことがなかったため、衝撃すぎて固まりました。
つい先日クラミジア検査に引っかかり治したところなので、また性病なのか?!という焦りと不安が押し寄せてきました。
最近パートナーができ、本当にもう落ち着いて一人の人と向き合いたいと心に誓ったばかりなのに。
中から取り出しても取り出しても、膣壁に白い塊がこべりついて取れないのです。
自分のおりものの状態、症状を調べてみるとカンジダということがわかりました。
元々皮膚や膣に常在しているカビによる感染症で、ストレスや免疫力の低下が原因だとのこと。
なんだ...性病じゃないのか... しかも飲み薬を処方してもらい、その錠剤を一回飲むだけで治るらしい。
すぐに、職場の近くにあるジャ●ミンレディースクリニックのネット予約を取りました。
おっと、今回はこれだけじゃないのです。
自分のおりものキメェなと思いながら股間を洗っていた時、
ふと指先に触れるものを感じました。
いつもなら何もない場所に何かがある。
そう思いよく見てみると、
ちょうど尿道口の上のあたりに、触角みたいにツンと飛び出した2つのニキビみたいなものが。
え、いや何これ
待て待て待て待て
なんというか、自分の全てがその正体を拒絶し、無かったことにしたいという反応をしているようでした。
"性器""ブツブツ"
自分と似たような画像を漁りました。
そして正体を突き止めました。
「尖形コンジローマ 」
鬼のように検索しまくり、嘘だ嘘であってほしい何かの間違いだ
と、何度見ても変わらない検索結果を何度も見て、問題ないよという答えを探す。
それでもやっぱり、自分の視診と触診ではコンジローマ には間違いないし、性病には間違いないのでした。
予約したクリニックでカンジダの治療をしてもらう時に一緒に見てもらおう...
その日は4時までずっと自分の症状を検索していました。
翌日の仕事が手につかなかったのを覚えています。